[1149]モネ
情報通信関連のベンチャー企業、エフエーアイ(名古屋市)は、日本−フィリピン間の定額制国際電話サービスを始めた。日本国内に住むフィリピン人を中心に九月までに一万回線の契約を目指す。同社によると、日本−フィリピン間の定額通話サービスは初めてという。
電話回線に代わり、インターネットを介して音声情報をやりとりするIP電話の仕組みを使う。
一万八千八百円の初期費用を払い申し込むと、日本側の固定電話に取り付けるデジタル変換用のアダプターとフィリピンの通話相手専用の携帯電話が送られる。その後は月額九千八百円で、無制限に通話ができる。
サービスは今月六日から開始。同社の三宅陽一朗社長は「日本に住むフィリピン人の平均の国際電話の使用料は、月約三万円から三万五千円。大幅に安くなり、需要は十分にある」とみている。将来は、ブラジル向けの同様のサービスを考えたいという。問い合わせは、同社=電052(930)2201=へ。
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2005年01月21日 (金) 01時55分
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